西川airのマットレスは、大谷翔平をはじめ、田中将大、木村沙織、松山英樹などなど、多くのスポーツ選手が愛用していることで有名です。
アスリートに多く選ばれている西川airは、点で支えるコンディショニングマットレスであり、寝返りをうっても安定した寝姿勢を保つことができることで、目覚めもスッキリするという質の高い睡眠をとることができるマットレスです。
その良質な眠りは、早稲田大学スポーツ科学学術院福林研究室と、日本睡眠科学研究所の協同研究によって実証されています。
そんな西川airのマットレスの口コミ・評判をまとめました。また実際に3年間利用してわかったメリット・デメリットなども包み隠さず紹介します。
ちなみに15年前にヘルニアになって10以上のマットレスを試した私は、西川AiRよりモットンの方が向いていました。
15の腰痛マットレスをランキング形式で紹介した記事は以下です。他のマットレスを検討したい際には、ぜひ参考にしてみてください。

西川エアーマットレスの特徴
種類と価格

西川airのマットレスは種類が豊富であり、自分にあったマットレスが選べるように工夫されています。まずは、代表的なマットレス4種類をチェックしてみましょう。
特徴 | 価格 マットレス | 価格 ベッドマットレス | |
[エアーSI]マットレス![]() | 1.約1860個の凹凸が体圧を分散 2.クッション性が高くボディラインにフィット 3.通気を促進するスリット入りで快適 | 76,000円〜 | 114,000円〜 |
[エアー03]マットレス![]() | 1.約1200個の凹凸が体圧を分散 2.従来の波形凹凸構造のベースに1層プラスで安定感が向上 3.腰や肩部分にカーブスリットを配置し、通気性がアップ | 58,000円〜 | 58,000円〜 |
[エアー01]マットレス![]() | 1.表面の凹凸構造が体圧を分散 2.圧迫感が緩和され寝返りもスムーズ 3.通気を促進する通気孔が湿気や汗を拡散 | 38,000円〜 | 57,000円〜 |
[エアー01]SEマットレス![]() | 1.体圧分散と、寝姿勢保持の機能が向上 2.特殊立体波形凹凸構造で質の高い睡眠を提供 | 38,000円〜 | 57,000円〜 |
価格で言えば、一番手が出しやすいのがエアー01であり、今回3年間使用したレビューのマットレスもエアー01マットレスとなっています。
最適な腰痛マットレスが探せる
西川airは、自分にあった最適なマットレスが探せるようになっています。
- 身長
- 体重
- 利用環境
- 硬さの好み

この4点に関して自分に該当するところにチェックを入れるだけで、ベーシックタイプとハードタイプ、どちらが自分に合っているのかを一目で判断することができるようになっています。
文字を入力する必要がなく、選ぶだけで良いので簡単です。一度、自分に合っているマットレスはどちらなのかをチェックしてみてください!
※こちらのチェック及び結果は、エアー01マットレスのものとなります
西川エアーマットレスの良い口コミ・評判
東京西川エアーマットレスのいい口コミは、以下のようなものが多いです。
- 背骨に湾曲があっても隙間ができない
- 柔らかすぎず硬すぎない
- 寝返りが楽
- 凹凸がほどよく刺激してくれて気持ちがいい
- 収納が楽・立てかけておくだけでOK
柔らかすぎず硬すぎない
背中の負担が大幅に減った:
硬めのマットレスが好みだったのでベーシックではなくハードタイプを購入しました。硬いだけあって深くは沈みません。腰と背中への負担が大幅に減りました。寝返りがしやすく、寝ているときの疲れが少なくなり、目覚めがとても良いです。高額なだけあって丈夫だと思います。
40代男性
ちょうどいい硬さ:
硬めのマットレスが好きなのでハードを購入しましたが、硬すぎずやわらかすぎず体にきちんとフィットするので、元々腰痛などない私でも体が軽やかになったと感じます。特に背中が楽になったと感じることが多くなり、座り仕事が多く背中や肩が凝ったなと思った翌日も比較的軽やかに起きられます。
30代女性
全身を支えてくれる:
長年腰痛持ちで悩んでいましたが、西川エアーの評判を聞いて思い切って購入しました。全身をしっかり支えてくれるので腰の周辺やお尻のあたりがマットレスに沈み込んでしまうことがありません。かといってマットが硬すぎることもないので腰にも優しくて非常に快適な睡眠ができるようになりました。
50代女性
寝返りが楽
寝返りがしやすい:
若い時は寝具が今一つでもぐっすり眠れていたが、だんだん途中で起きたり、寝返りが少なくなったせいか背中や体の片側が痛くなってきたりした。
3社くらいの製品を売り場で試して気持ちよいと感じたので購入を決めて、よく眠れるようになった。また、起きたら背中などが痛いと感じることもなくなった。
ただ、この手の商品は値段が高いので、購入前によく検討するなど、自分に合うかどうかお試しができるとよいと思う(せめて売り場で実際に寝転がるなどでもした方がよいと思う)。
たまたま、私の場合は自分に合っていたので失敗がなくて良かったと思う。
40代男性
全身を支えてくれる:
マットレス表面の凸凹により体圧を分散し、寝返りもスムーズにうてるため、体の強張りが減り、寝起きから快適な体調で1日過ごす事が出来ます。 このマットレスを使う前は、寝起きから頭痛があったり、身体中が痛かったりと体調が悪い事が多かったです。 今は頭痛もなく、快適に過ごせています。
40代男性
凹凸のおかげでほどよく刺激がある・通気性も良い
全身を支えてくれる:
マットレス表面の凸凹により体圧を分散し、寝返りもスムーズにうてるため、体の強張りが減り、寝起きから快適な体調で1日過ごす事が出来ます。 このマットレスを使う前は、寝起きから頭痛があったり、身体中が痛かったりと体調が悪い事が多かったです。 今は頭痛もなく、快適に過ごせています。
40代男性
通気性もいい:
通気性や柔軟性について考えつくされているマットレスだと思います。まず、熱がこもらない点が使っていてよかったと思える点で、へたり具合についてもひび割れが目立つようになってもマットレス自体の硬さや強度には全く影響がないのでとても高い耐久力があります。収納し辛いという意見もあるらしいんですが、私は少なくとも収納はし辛いと感じませんでした。折れ曲がりにくい点がありますが、これはどちらかというと折り曲げて保存するタイプではないように思えます。
30代男性
西川エアーマットレスの悪い口コミ・評判
東京西川エアーマットレスの悪い口コミは、以下のようなものが多いです。
- 購入してしばらくはウレタンの匂いがする
- 耐久性が悪い
- 保証がない
- 専用のカバーしか使えない
耐久性が悪い
西川エアーはムアツ布団と同様点で支えるマットレスタイプになっているので実際の所寿命は7年よりは短くなります。
点で支えるマットレスの欠点として寝返りなど打つ際にどうしても凸の根元の部分に負担がかかってしまい使うたびに根元に負担がかかりこのように亀裂が入ってしまうというリスクがあります。

この写真は、西川布団で実際に店員さんにデメリットを聞いた所、このように凸凹素材の根元から劣化してくるという事がデメリットという風に言っていました。
また3年ほどするとどうしても形状の方が変わってきてしまい凸凹の素材がどんどん平らになってくると言われました。少し極端な例ではありますが、芝生にずっと立っていると足跡が残るのと同じです。
保証がない
例えば、腰痛マットレスで人気の高いモットンであれば、返品保障がついています。
マニフレックスなどであれば形状保証は15年という保証がついているものに対して西川エアーのマットレスは保障が何もついてきません。
腰痛が酷い人の場合そのマットレスが店頭で寝ただけでは、腰痛改善の効果が本当にあるのかないのかも分かりません。なのでしっかりと保証のついたマットレスを選ぶ事も重要になります。
西川エアーマットレスの体験レビュー

西川airを3年間使ってみて、実際にどのように感じたのかという点を伝えるべくレビューをします。3年間使用した西川airのマットレスの種類は、エアー01マットレスです。
どうして西川airを購入しようと思ったのか
32歳、170㎝、60㎏で身長が高いこともあり、猫背気味なのが悩みの一つです。
20歳から8年間、販売職をしていたこともあり、もともと腰が弱かったのがひどくなってしまいました。大きな荷物を持つと鈍い痛みが走ったり、長時間歩いたりすると右側の腰が痛みます。
整形外科にも通っていましたが、ヘルニアの手前の状態になってしまているそうで、日常生活を送るにもコルセットを着用するようにしていました。
販売員をやめて、事務職になってからも、今度は長時間座っていると背中から腰にかけてが重たくズキズキするような感じで。
1時間に一回は席をたったり、腰を動かすようにしたりしています。週に一回は整体院で治療してもらったり、鍼を打ってもらったりしていました。
それでも一時的にしか良くならないので、根本的な解決がしたいと思って寝具を見直すことにしました。西川のairを知ったのは、CMで見かけたからというのと、もともと実家では西川のムアツ布団をずっと愛用していたからです。
実家で使っていたムアツ布団も体が楽だったのですが、airの「アスリート仕様」という文言に惹かれました。「体を酷使するアスリートでも体の疲れが取れるなら、私の腰痛にも効くんじゃないか!」と思ったんです。
丁度家から近くの百貨店の寝具売り場にもあって、試すことがでのですが、試した瞬間に体が楽なのがわかりました。
わたしは背骨が曲がっているせいか、マットレスと体の間に隙間ができてしまうのですが、airは背中がぴったりつきました。
柔らかすぎずに、身体が包み込まれるような感じで、値段はちょっと高いかなと思いましたが、即購入を決意しました。
仰向けで寝た場合

西川エアーで仰向けになって寝た場合はキレイなS字カーブを描けていて特に仰向けで寝ている場合は腰に負担が全くかかっていない事が分かります。
横向きに寝た場合

3年も使用しているせいか反発力が落ちてしまっている事が分かります。
実際に腰の部分に注目してほしいのですがかなり沈みこんでいます。そしてお尻の部分が沈みこんでしまっているせいで背骨も曲がってしまい、これが原因で腰痛を悪化させたり引き起こす可能性もあります。
3年間使用してみた感想は?
届いてその日からすぐ使ってみたのですが、寝返りがとにかく楽で。
自分の体に合わせてマットレスも動いてくれるような感じです。ウレタンのデコボコが、ほどよく体を支えてくれて仰向けで寝ると程よく背面を刺激してくれてとても気持ち良いです。

今までは、腰痛のせいもあって寝つきが遅かったり、朝起きた瞬間に腰が痛かったのですが。
airにしてからは、寝つきもよくなったし、何より朝起きた時が体が軽いです。毎朝感じていた痛みも感じません。運動後や、旅行で疲れている日も、前よりも朝起きると体が楽だなと感じるようになりました。
整体院や鍼には今も通ってはいますが、週に一回から月に一回ぐらいに減りました。コルセットも、毎日はつけなくても大丈夫になりました。寝具でこんなに変わるんだなと実感しましたし、もっと早くに購入しておけばよかったなと思いました。

airは点で支えてくれて、適度な硬さで寝る姿勢をサポートしてくれる点が一番のいいところだと思いますが、寝るときの機能性以外も優れていると思います。

まず、収納が楽!サイズもそんなに大きくないですし、丸めてマジックテープで止めて立てかけておくだけなので、毎日布団を畳む手間が省けます。
私の家ではだいたい敷いたままになっていますが、来客時などは丸めて隅っこに立てかけています。しかも立てかけておくだけで外干しの手間がかからないのも嬉しいです。
3日に一回ぐらいは立てかけて、湿気などを取るようにしています。今までは、布団をベランダに干すのが地味に面倒で、手間だなと思っていたのですごく助かっています。

そんなairですが、気になることもあります。購入してしばらくはウレタン特融の匂いが気になりました。
窓を開けて喚起するなどしていたら、そのうち気にならなくはなりましたが、最初に購入したときは気になると思います。
また、保温性がいいのか冬は暖かくていいのですが、夏場はちょっと暑いです。ひんやりするシートなどをマットレスの上にのせて寝ています。
あとはカバーが専用のものしか使えないのが難点かなとは思っています。バリエーションがもっとあったらいいのになぁと思います。
今、西川エアーのマットレスを使い始めて3年ほどですが、2年目くらいから少しヘタはってきた感があります。
購入した時は体を押す力がかなりあったように思ったのですが、月日が経つうつに以前程の反発力は感じなくなり腰痛も少し戻ってきてしまっているのでまた購入を考える必要があるように思っています。
やはり寝心地が良い分、寿命が短いのが一番の欠点かと思います。
コラム:西川エアーの店頭で話を聞いてみた
長時間のデスクワークで腰痛に悩まされて腰痛に良いマットレスがあるのか実際に西川エアーの店頭にインタビューしにいきました。
店頭で実際に腰痛持ちにおすすめされたのは、以下の3つです。中でもダントツで人気が高いのが西川エアーSIが人気が高いとおすすめされました。

特徴 | |
エアーSI | 表面にある約1,860個の凹凸がしっかりと体圧を分散し、 血行を妨げにくくすることで圧迫感を緩和します (シリーズの中で一番体圧分散能力が高い) 3x3個の点の凹凸構造で独立している ブロックが身体を保持するため、寝返りがしやすい |
エアー01 | 表面の約1,200個の点が体圧を分散なので SIシリーズより体圧分散能力が低い ウレタンの通気性を促進する70個の 通気孔があり、通気性が良い |
エアー03 | 表面の約1,200個の点が体圧を分散なので SIシリーズより体圧分散能力が低い 従来の波形凹凸構造に一層 プラスされており、強度と安定感がある |
試しに売れている3種類の西川エアーで寝てみた
これが一番おすすめの西川エアーSIレギュラーです。70kg以下の人におすすで適度な固さもあり、反発もあったので程よい固さでした。

次に試したのが西川エアーSIのハードタイプです。
こちらは70kg以上の人におすすめのもので寝てみた感じは、私は体重が63kgなので少し硬い感じはありました。

次に西川エアー01シリーズも試してみました。
店員さんに説明してもらったのですが、SIシリーズと比較すると凸凹の量が少ないらしく、体圧分散は西川エアーのSIシリーズの方が優れているそうです。

おすすめの3種類のシリーズで寝てみて、寝心地が良いのは、一番売れているSIのレギュラーモデルが良かったです。
西川ーエアーのマットレスは重さ8kgで収納が楽だそうで、全てのタイプにマジックテープが後ろについていて、折りたたむ事ができます。

収納するとこんな感じになります。ただ8kgは女性には重たいように感じます。特に腰痛を持っている女性にとっては、腰痛を悪化させかねません。

体重別の適した固さを聞いてみた
マットレスを選ぶ時に一番分からないのが自分に適した固さです。そこで店員さんに直接適した固さを聞いてみました。
西川エアーは基本ベーシックとハードから2種類の硬さを選べる(N表示あり)
西川エアーのマットレスは、基本ベーシックとハードの2種類から硬さを選べるようになっています。また、ニュートンで硬さの表示がされているため、選ぶ際にとてもわかり易いという特徴があります。
60N以下 | 60~100N (70kg以下) | 100N以上 (70kg以上) | |
硬さの目安 | 柔らかい (低反発) | 普通 | 硬い (高反発) |
ニュートンは、マットレスの硬さを表しており、上記のような基準で選ぶことが出来ます。
西川エアーはマットレスタイプとベットマットレスの2種類のタイプがある
西川エアー01 マットレスタイプ
- ベーシック:100N(70kg以下)
- ハード:120N(70kg以上)
西川エアー01 ベッドマットレスタイプ
- ベーシック:175N(70kg以上)
- ハード:185N(70kg以上)
このように硬さがそれぞれ異なっており、ベッドマットレスタイプの場合かなり硬めになっています。 ニュートンで表示されていると、自分に合っているかどうかを見分けやすいので助かります。
それぞれのタイプの使用方法
マットレスタイプ
- 畳や床に直接敷いて使用
- 今使用しているマットレスの上に重ねて使用
マットレスタイプの場合、畳や床にそのまま直接敷いて使用することができます。
ただ、敷きっぱなしにしておくと、マットレスが吸放湿した湿気が畳や床にこもってしまうため、使用後には立てかけて風通しを良くしておく必要があります。
また、今使用しているマットレスが硬めの場合には、その上に重ねて使用することができます。
今使用しているマットレスが柔らかい場合やへたっている場合には、西川エアーのマットレス本来の力を発揮できなくなってしまいますので、硬めのマットレスの場合のみこのような使用方法をとるようにしてくださいね。
ベッドマットレスタイプ
- ベッドマットレス単体で使用
ベッドマットレスタイプの場合には、そのマットレス単体で使用出来るようになっています。この場合には、今使用しているマットレスが硬くても柔らかくても不要になります。
長時間敷きっぱなしにしておくと、湿気を含んでしまい劣化が進んでしまったり、マットレスの裏側やベッドフレームの床板にカビがはえてしまうことがあります。
時々(2週間に1度くらい)壁に立てかけ、風を通してあげることが大切です。
西川エアーの一番のウリを聞いてみた!

西川エアーは、点(凹凸)で身体を支える構造になっています。表面には多数の凹凸があり、これらが身体をしっかりと支え、血行不良などを予防する効果が期待出来ます。一見、寝づらそうに感じるかもしれませんが、しっかりと支えられている感じと、それでいてある程度の柔らかさを感じることが出来るマットレスになっています。また、他社との違いは、吸収力が高い事だそうです。右が他社でも使われているような凸凹素材で、左が西川エアーです。

実際に押してみると確かに西川エアーSIの素材のものの方がしっかりと吸収力が高いように思いました。
ただ、店頭で数分寝た体験だけでは、正直西川エアーが腰痛に良いのか悪いのか分かりません。なので実際に西川エアーを使っている知人にインタビューしてみました。
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