腰痛が酷い私は、2016年にモットンを購入し、約3年間使用しています。
モットンの口コミを調べてみると、「すぐにへたった」という口コミもありましたが、私は3年使用していても全くへたりがきていません。
ですが、何か難しいことや面倒なことをしているわけではなく、とても簡単なポイントを意識しているだけです。
ここでは、私が実践している、モットンを長持ちさせるための使い方をご紹介していきたいと思います。
モットンの使い方は基本的に2つある
まず、モットンの使い方についてですが、基本的には2つの使い方があります。
[box class="green_box" title="モットンの基本的な使い方"]
1.床や畳に直置きする
2.ベッドの上に敷く
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モットンはどちらの使い方もできるように作られていますので、自分の生活スタイルや好みに合わせて使用することができます。
【使い方1】床や畳に直置きする場合
モットンは厚さが10cmありますので、そのまま床や畳の上で使用することができます。
ですが、モットンはウレタン素材でできているため、床に直置きした際に床とモットンの間に湿気がこもり、そのまま放置しておくとカビが生えてしまう可能性もあります。
[box class="green_box" title="姿勢もばっちり!"]
床に直接敷いて横になってみても、しっかりと体圧分散ができていて背筋がまっすぐになっており、腰に負担をかけていないことが分かります。
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できるだけ湿気をこもらせずに通気性をよくしてあげるためにも、スノコを敷いておくと安心です。
上記の写真のようなスノコはAmazonなどで販売されていますので、チェックしてみてくださいね。
4,000円程度で購入することができますが、小さめのものなら、ホームセンターなどで1,000円程度で購入できます。
大体目安として、ホームセンターのものなら小さいすのこ3個程度を敷きつめるとちょうどいい大きさになります。
ネットでもシングルサイズのすのこは4,000円程度なので、ホームセンターのほうが安くなります。
毎回起きてから壁に立てかけるということが面倒な方も、すのこを敷いて使用するとなれば、多少は面倒が省けます!
毎回三つ折りにして片付けたいという方の場合でも、三つ折りをした後にそのまま収納すると、湿気がとれていないためモットンのへたりに繋がりやすくなります。
そこで、上記のように、三つ折りにしてからモットンをすのこの上に乗せて保管してあげるだけでも、床と直接触れないため湿気が逃げやすくなります。
[box class="blue_box" title="念のために…"]
もちろんモットンは、ダニやカビが発生しにくいウレタン素材を使用していますが、念のために通気性を良くしてあげることをオススメします。
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【使い方2】ベッドの上に敷く場合
おそらくこの使い方をされる方が多いかと思いますが、モットンはベッドの上に敷いて使用することもできます。
硬いベッドをお持ちの方は、この使い方が合っていると思います。
硬いベッドであれば、理想的な寝姿勢を保つことができ、モットンがもっている腰痛改善効果を発揮しやすくなります。
実際に寝てみても、下のベッドがしっかり硬さのあるものだと、上の写真のように、モットンにゆがみがでません。
モットンがベッドにあわせて凹んだり波打ったりせずに、まっすぐキレイに伸びているのが分かります。
今回ベッドとして使用したのは、ニトリの脚付きマットレスです。
スプリングが入っており、凹まずに身体全体をしっかり支えてくれるため、硬いベッドがないという方は検討してみてもいいかもしれません。
[box class="green_box" title="モットンを上に敷くならボンネルコイルが◎"]
脚付きマットレスにはポケットコイルとボンネルコイルのものがあるのですが、身体全体をしっかり支えてもらうのであれば、ボンネルコイルがオススメです。
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ポケットコイルは必要な個所を独立したコイルが適度に沈み込ませるという働きがありますが、今回はモットンを上に敷くため、必要な個所を部分的に支えるのではなく、全体的に支えてもらえるほうがいいためです。
写真も見ていただくとわかるのですが、モットンがゆがむことなく、キレイに身体を支えています。
下のベッドがしっかり硬いので、寝返りを打ったり横向きに寝た場合でも、モットンがしっかり仕事をすることができているのです。
一つ注意しておきたい点は、ベッド自体が柔らかい場合には、モットンが波打ってしまうことがあるという点です。
先ほどは硬いベッドだったのでモットンはキレイにまっすぐ伸びていましたよね。
ところが、下の写真のように柔らかいベッドの場合、モットンがそれにあわせて波打ってしまうのです。
[box class="red_box" title="柔らかいベッドの上には敷かないこと"]
写真のようにモットンが波打っているということは、柔らかいベッドなどでは理想的な寝姿勢は保てないということです。
先ほどのニトリの脚付きマットレスの上にモットンを敷いた写真と比べてみると、一目瞭然ですよね。
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このように、ベッドが柔らかい状態でモットンが波打ってしまうと、姿勢が崩れて不自然に力が入ってしまい、腰などに負担がかかってしまいます。
寝ている間に腰に負担をかけない理想的な姿勢は、立っている時と同じ姿勢の時です。
[box class="blue_box" title="寝ている間の理想的な姿勢"]
横向きに寝て横から見た場合に、背骨がまっすぐになっている状態を指し、仰向けに寝て横から見た場合に、背骨が緩やかなS字カーブになっている状態を指します。
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この姿勢が保てなくなってしまうほどにベッド自体が柔らかいという場合には、直置きのほうがオススメできます。
モットンの変形やへこみなどを予防して長く使うためにも、注意してみておきたいポイントです。
モットンを長持ちさせるための2つの使い方
基本的な使い方をご紹介したところで、次に、モットンを長持ちさせる使い方をご紹介していきたいと思います。
モットンを長持ちさせて、理想的な姿勢で眠れるようにしていきたいですね。
[box class="green_box" title="モットンを長持ちさせるための2つの使い方"]
1.週に1回、モットンの裏と表を入れ替える
2.通気性の良い所でモットンの湿気をとる
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とても簡単なポイントなので、モットンの寿命を延ばすためにもぜひ意識してみてください。
【ポイント1】週に1回、モットンの裏と表を入れ替える
私はモットンを3年ほど使っていますが、まだへたりが来ていません。
腰の部分も凹んでもいませんし、少し厚みが減ったということもありません。
[box class="green_box" title="私のモットンがへたらない理由"]
その理由として一番大きいのが、モットンの表裏を週1回入れ替えているためです。
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モットンはそこまで軽いものではないため、毎日持ち上げて裏表を入れ替える(ひっくり返す)ということは難しいですよね。
そのため、週1回だけ、裏表を入れ替えるようにしています。
それと同時に、上下左右も入れ替えてあげると、よりへたりを遅くすることができます。
ポリタンクを置いてみても、適度な沈み込みでバランスよく支えていることが分かります。
モットンの上下左右、裏表を入れ替えて使っていると、このように3年たっても体圧分散をしっかりとしてくれますよ!
【ポイント2】通気性の良い所でモットンの湿気をとる
2つ目のポイントとして、通気性の良いところでモットンの湿気をとるということが挙げられます。
モットンは高反発ウレタン素材を使用しているため通気性が悪いと思われがちですが、発砲する泡の大きさを調整することで高い通気性を実現しているため、そこまで通気性が悪いということではありません。
ですが、湿気がこもってしまうとどうしてもカビの発生やウレタン素材のへたりに繋がりやすくなるため、湿気を逃がす工夫が必要になります。
[box class="green_box" title="陰干しは必須!"]
このように、通気性のいいところで陰干しをしてあげると、湿気を逃がしやすくなり、ウレタンの劣化を予防することができます。
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朝起きてから、ベッドや床に敷きっぱなしにしておくのではなく、壁にたてかけておくだけでも違いますよ!
【要チェック】モットンの寿命ってどのくらい?
ここで気になるのが、モットンの寿命ですよね。
モットンは普通に使用していた場合、どのくらいの寿命となっているのでしょうか?
[box class="yellow_box" title="モットンの寿命を問い合わせてみた"]
→実際に問い合わせてみた結果とモットンの寿命についてはこちらをチェック!
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モットンの寿命について明言は避けるという返答だったのですが、モットンの耐久試験の結果からは約8年~10年程度と言われています。
モットンは、メンテナンスさえしっかりしてあげれば、10年近く長持ちしてくれるマットレスです。
その寿命をさらに伸ばすために、今回ご紹介しました2つのポイントを意識しておくことをオススメします。
カバーにも気を配ることが大切!モットンのカバーの使い方
モットンを少しでも長持ちさせるためには、モットン本体のメンテナンスはもちろんのこと、モットンカバーについても気を配ってあげることをオススメします。
カバーにも気を配ることで、モットンがへたりにくくなりますので、先ほどの2つのポイントとあわせて意識してみてください。
【カバーの使い方1】夏は暑いので涼しい素材を買う方がおすすめ
モットンを購入した際についてくる専用のカバーは、ベロア生地でできています。
ベロア生地といえば光沢があり肌ざわりがいい生地なのですが、主に秋冬に活躍する、保温性・保湿性が高い生地なのです。
そのため、夏場はとても暑く、汗をたくさんかいてしまいやすいです。
そうなると、カバーに汗がたくさんしみ込み、湿気がたまってしまうことで、ウレタン素材自体も影響を受けやすくなります。
ウレタンに湿気がたまると、モットンの寿命がどんどん短くなってしまいます…。
そこでオススメしたいのが、モットンの専用カバーを外して別のカバーに取り換えるということです。
[box class="yellow_box" title="詳細はこちらです!"]
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専用カバーではなく、涼しい素材のカバーに取り替えてあげれば、無駄に汗をかくことも減りますし、余分な湿気をウレタンにこもらせてしまう心配も少なくなります。
カバーを別にする以外にも、「ひんやり敷パッド」などを活用すると、寝やすくなり快適です!
モットンの上につけるだけで、一気に眠りやすくなります。
ひんやり敷パッドは、ニトリなどで販売されており(Nクールといいます)、店頭で実際にさわって冷たさを確認することができます。
もちろんネットからも購入できますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
【カバーの使い方2】定期的に洗濯して陰干しすると湿気も取れる
そして、カバーを定期的に洗濯して陰干ししてあげる、という使い方もポイントです。
[box class="blue_box" title="カバーは洗濯しましょう!"]
モットンの専用カバーは洗濯することができますので、たまった汚れや湿気がウレタンに影響を与えないようにするためにも、定期的に洗濯することをオススメします。
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裏返して洗濯ネットに入れて洗濯するほうがいいのですが、そのまま洗濯機に入れて洗っても、素材に変化はありませんでした。
洗濯できたら、必ず陰干しをします。
通気性のいいところでカバーを陰干しにすることで、湿気を逃がしてあげることができます。
[box class="green_box" title="洗濯はこまめに!"]
モットンを長持ちさせるためだけではなく、清潔維持のためにも洗濯はこまめにしておきたいところです。
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