筋肉のトラブルが原因で起こる腰痛に合う腰痛改善マットレスは?
張り切って動いた翌日、腰が痛くなってしまうということはよくあります。
ただの筋肉痛であれば長くても1~2日程度で収まってくれますが、腰痛が長引いてしまうというケースも多いですよね。
もしかしたら筋肉にトラブルが起こっているために腰痛が起こっている可能性もありますよ。
こんな痛みを感じませんか?
- 腰の辺りから背中にかけて痛みを感じる
- 腰回りの筋肉が張っている、凝っていると感じる
- 徐々に痛みが強くなってきている
これらの痛みの原因は筋肉にトラブルが起こって起こる筋・筋膜性腰痛症(きん・きんまくせいようつうしょう)の可能性があります。
筋筋膜性腰痛症とは?
筋筋膜性腰痛症は腰の周りにある筋肉に無理な力を加えられてしまったり、過剰に伸ばしたり広げたりしてしまったり、筋肉そのものが疲労してしまうことで起こる腰痛になってきます。
この筋筋膜性腰痛症には急激に痛みを生じる場合と、慢性的に筋筋膜性腰痛症が続く場合があります。
急激に痛みが生じる筋筋膜性腰痛症は、いわゆるぎっくり腰と呼ばれる状態です。
激しいスポーツを行ったり、重いものを急に持ち上げたりすることで、腰回りの筋肉が損傷してしまい、ぎっくり腰になります。
非常に痛いために身動きを取ることもままならなくなってしまいます。
一方、慢性的に筋筋膜性腰痛症が続いている時には、痛みというよりは腰が疲れる、なんとなくだるい感じがする。重たい感じがするといった腰の辺りに不快感を感じる程度の痛みになっています。
ですが、この慢性的な痛みを放置すると、痛みは徐々に強くなり、ある日突然に強い痛みに襲われてしまうということが起こります。
筋筋膜性腰痛症は整形外科でレントゲン撮影をしてみても特に腰回りには異常がなく、原因を特定することが出来ないというケースも多くなっています。
筋筋膜性腰痛症の原因は筋肉が疲労し、回復しにくい環境になっていることで疲労が蓄積して行くことになります。
逆にいうと腰回りの筋肉の疲労を回復しやすい環境を作ってあげることで筋筋膜性腰痛症を予防することが出来ますし、慢性の筋筋膜性腰痛症を改善させていくこともできるということになります。
筋筋膜性腰痛症の方におすすめのマットレスとは?
筋筋膜性腰痛症は腰回りの筋肉に疲労が溜まることで起こるタイプの腰痛です。
そのため寝ている時にしっかりと腰回りの筋肉を安め、疲労を排出することが出来るようにしてくことが出来るマットレスがお勧めということになります。
腰回りが沈み込んでしまうようなマットレスを使うと、腰回りの血行が悪くなり、疲労物質が溜まりこんでしまいます。
つまり、柔らかいマットレスは不向きということになります。
硬すぎるマットレスを利用すると、今度は反り腰の状態になり腰回りの血行を悪くしてしまいますし、体圧が集中する部分を作り出してしまうために、疲労がより溜まることになります。
硬すぎない硬さのマットレスが必要ということになりますよね。
また、夜寝ている間にしっかりと寝返りを行うことで、血行を良くしさらに体圧を一ヶ所に集中させるということを防ぐことが出来ます。
そのため、身体が沈み込まず、寝返りを打ちやすいマットレスを選ぶということが重要になってきますよね。
人の体格によっても選ぶべきマットレスは変わってきますが、比較的体重が重たいという人であればマニフレックスやモットンなど硬めかやや硬めのマットレスを利用するということがお勧めになってきます。
体重が軽いタイプの人は、これらのマットレスは硬すぎると感じますので、雲のやすらぎなど柔らかさがあるマットレスを選ぶことをお薦めします。
実際に横になってみて、寝返りがしやすいか、腰回りが不自然に沈み込むことがないかなどを確認してみることをお薦めします。
腰痛改善に向いているマットレスはどれ?
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