腰痛が悪化してしまう、悪い寝方とは!?
こんな悩みがありませんか?
- 朝起きたら腰が痛い!
- 起きた時にお尻のだるさがある
- 腰が痛くて寝返りが打てない
そんなあなたは、寝方のせいで腰痛が悪化している可能性があります。
今回この記事では、腰痛を引き起こす原因と腰痛を楽にする寝方を整体の先生に紹介してもらっています。
こんな寝方は腰痛を招く
腰痛を招きやすい寝方として、ダントツの1位に挙げられるのは、「うつぶせ寝」です。
ですが、うつぶせ寝の他にも腰痛を招きやすい寝方というものが存在しています。
うつぶせで寝ていないのに朝起きたら腰が痛い場合は、マットレスが腰痛を引き起こしている可能性があります。特に低反発マットレスを利用している場合は低反発マットレスが腰痛を悪化させている可能性があります。
→低反発マットレスを使っている人は必見!低反発マットレスが腰痛に悪い理由
また、低反発マットレス以外でもマットレスの寿命が来ている場合も腰痛を悪化させるおそれがあります。
当サイトでは整体師や接骨院院長など専門家の話を元に腰痛マットレスの選ぶ方を紹介しているので是非参考にしてみて下さい。
→整体師が選ぶ!腰痛を驚く程楽にする腰痛マットレスの正しい選び方
の記事を参考にしてみて下さい。
腰痛を招きやすい寝方はこんな寝方
このような寝方は腰痛を招きやすく、また、悪化させやすい寝方と言えます。
腰痛になりやすい寝方
- うつぶせ寝
- 姿勢が悪い方の仰向け寝
- 身動きがとれない寝方
うつぶせ寝
うつぶせ寝は皆さんがよくご存知のうつ伏せに寝るという寝方です。
疲れて帰ってきて、ベッドにうつ伏せに横たわるととても楽に感じますし、疲れがとれるような気がしますよね。
普段スマホを触ったり本を読んだりする時にも、うつ伏せに寝転がっているという方もおられるかもしれません。
ですが、このうつぶせ寝は腰痛を悪化させる危険性がある姿勢なのです。
うつぶせ寝が危険とされる3つの理由
・腰が反ることで神経が圧迫されてしまう
・腰の関節に負担がかかる
・骨盤のズレ、歯並びにも悪影響が出る
腰が反ることで神経が圧迫されてしまう
うつ伏せで眠ってみて腰を触るとよく分かるのですが、腰が反っている状態になります。
この状態で眠り常に腰が反った状態となることによって、神経が圧迫されてしまうのです。
背骨の周囲から腰にかけて、神経がたくさん通っていて、下半身などの神経である脊椎神経も、この場所にあります。
これが圧迫されてしまうことで、腰痛を引き起こしたり悪化させることに繋がるのですね。特にうつ伏せで寝てしまう人は反り腰などになりやすいので注意が必要です。
反り腰になっている方は反り腰を驚く程改善する寝方の記事を参考にしてください。
腰の関節に負担がかかる
さらに、うつ伏せになることによって、腰の関節に負担がかかってしまう可能性があります。
横になってすぐは楽に感じるかもしれませんが、この姿勢が続くと、骨盤のつなぎ目などに負担がかかりやすくなるのです。
腰痛があるにも関わらずうつ伏せの姿勢をとるということは、かなりの自殺行為とも言えるのですね。
骨盤のズレ、歯並びにも悪影響が出る
普段仰向けや横向きで寝ている方がうつ伏せで眠ることによって、骨盤のズレを引き起こしたり、歯並びなどにも影響が出てしまうとされています。
腰椎の部分が反ってしまうことで、どうしても骨に負担をかけてしまうのですね。
骨盤は身体の上半身と下半身のバランスをとったり、内臓を衝撃から守ったりする働きがある大切なものです。
これが歪んでしまうということは、身体の様々な部分に何らかの問題が生じてもおかしくありませんよね。
どうしてもうつ伏せじゃないと嫌だ!という場合は?
このように、うつぶせ寝は腰痛がある方にとってはあまりよくない寝方であることがお分かりいただけたかと思います。
ですが、いくらうつ伏せがダメだからといって、普段と異なる寝方に急に変えることで、睡眠の質が下がったり、逆に身体に負担がかかってしまうこともあるかもしれません。
そこで、どうしてもうつ伏せじゃないと嫌だという方は、腰が反らないようにするために、お腹の下にクッションなどの柔らかいものを挟むことによって、腰の反りを抑えるという方法があります。
これならうつ伏せであっても、ある程度負担を軽減させることができ、神経の圧迫なども避けることができます。
ただ、可能であれば仰向け寝や横向き寝にチャレンジしてみるようにしてください。
姿勢が悪い方の仰向け寝
「仰向け寝」は、基本的に良い寝方の1つです。
ですが、普段から猫背になっている方や、反対に反り腰になっている方など、姿勢が悪い方が仰向けに寝る場合には、腰痛を悪化させる可能性があります。
反り腰の方の場合には、仰向けに寝ることで、腰と寝具の間に隙間ができてしまい、腰が常に浮いた状態となってしまいます。
この状態で眠ることで腰に負担を強いることになりますので、反り腰の方の場合には仰向け寝ではなく横向き寝がおすすめです。
そして猫背の方の場合には、背中から腰にかけて寝具に沈み込んでしまうことが多く、こちらも不自然な姿勢で眠ることになってしまいます。
不自然な姿勢で眠ることで、無意識のうちに身体に余計な力を入れることになりますので、快眠できず、腰などに痛みが生じてしまいます。
このように、仰向け寝がいくら良いとは言え、反り腰の方や猫背の方には合わない寝方でもあるのですね。
身動きがとれない寝方
身動きがとれない寝方というのは、寒いからという理由や、落ち着かないからという理由で、毛布を身体にぐるぐる巻きにしたりする寝方や腕枕、添い寝などの寝方です。
これでは身体がガチガチに固められてしまうため、寝返りも思うようにうてなくなります。
寝返りは、筋肉や骨の位置を修正したり、体圧を分散させたり、血流の滞りを防ぐために行う大切なものです。
寝返りが満足にうてない状態では、腰に負担がかかりやすくなり、腰痛へと繋がってしまいます。
そのため、この寝返りを自ら打ちづらくしてしまう寝方は、避けなくてはなりません。
夏場はこのようなことはないかもしれませんが、注意していただきたい寝方の1つです。
寝ている時に腰痛が起こる理由について
寝ている間に腰痛が起きる6つの理由
1.うつ伏せで寝ている
2.腰周りの血流が悪くなっている
3.寝具が合っていない
4.身体が歪んでいる
5.腰の筋肉が凝り固まっている
6.内臓に負担がかかっている
これらのことが理由となって、寝ている間に腰痛を引き起こしている可能性があります。
驚く程腰痛が楽になる寝方!5つの方法とは?
睡眠の質を高めて腰痛を軽減させるためにも、驚くほど楽になる4つの方法をご紹介します。
楽になる寝方4つ
- 横向きに寝てみる
- 寝起きに10分間体勢を変えて腰の緊張をほぐす方法
- 世界一受けたい授業で紹介されている3秒で腰痛を治す方法を取り入れる
- マットレスが合っていない可能性がある!
【その1】横向きに寝てみる
今回、大阪にある整体院ファーストさんに腰痛に良い寝方を紹介してもらいます。
仰向けで寝てしまうと、腰への体重負担自分の体重の44%かかってしまいます。
腰痛が酷い場合は、横向きに寝ると腰への負担が少ないです。
もし、横で寝ても腰に負担を感じるのであれば、クッションや抱き枕を手と足にかませます。
手の重さは平均して約4Kgの重さがあり、足は約9kgの重さがあります。
抱き枕やクッションを手と足に挟む事により、約13Kgの負担を軽減する事になるので、もちろん腰にかかる負担も少なりなり、腰痛の改善が見込めます。
どうしもて仰向けでないと寝れない人は?
仰向けでないと寝れないという人もいるかと思います。
仰向きで寝る場合は、足の下にクッションやタオルを置いて足の重さが腰にかからないようにする方法があります。
この時クッションが高さが高すぎると腰に負担がかかってしまうので注意が必要です。
【その2】寝起きに10分間体勢を変えて腰の緊張をほぐす方法
睡眠中寝返りを打っても同じ大切が続く事により、腰回りの筋肉が伸びてしまい負担がかかっています。
その為朝起きた10分はこのように腰を丸めるような姿勢を保ってみて下さい。
こうする事により腰回りの緊張がなくなります。
もし、 それでも腰痛が取れない場合は、手を抱えている方向に少し力を入れて腰にストレッチがかかる状態にしてみて下さい。
【その3】世界一受けたい授業で紹介されている3秒で腰痛を治す方法を取り入れる
テレビ番組で「世界一受けたい授業」で紹介されている3秒で腰痛を治す方法も効果的です。時間もかからないので仕事の間や寝る前や起きた時に取り入れてみて下さい。
血流を3秒で良くして腰回りを楽にする方法です。
【その4】マットレスが合っていない可能性がある!
クラウドソーシングを利用した100人に聞いた当サイトのアンケートによると、腰痛で寝れない人がマットレスを変えたら8割以上の人が腰痛が改善したという結果になっています。
特に今、テンピュールなどの低反発マットレスを使っている人は注意が必要で、低反発マットレスは腰痛持ちの人が使うと腰痛が悪化してしまう恐れがあります。
詳しくは、
→「低反発マットレスが腰痛を悪化させる!」の記事
→「テンピュールマットレスを3年使用して悪化した話」の記事
を参考にしてください。
当サイトでは、専門家の方々にインタビューして腰痛に良いマットレスの選び方を紹介しているので、寝ている時に腰痛が酷い方は、 一度マットレスの選び方なども参考にしてみて下さい。