ライズ(RISE)のマットレス「スリープマジック」の評判を体験調査!
マットレスと言えば、「モットン」や「エアウィーヴ」、「雲のやすらぎ」「西川エアー」といったようなメーカーのマットレスは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
腰痛対策に適しているとされる高機能な高反発マットレスは、腰痛で悩んでいる方をはじめ、快適な睡眠を求める方にとても人気がありますよね。
今回ご紹介しますライズ(RISE)のマットレスも、今とても注目を集めている評判の良いマットレスの1つです。
DISNYがお好きな方の中には知っている方もおられるかと思うのですが、2017年7月に、ディズニー・デザインの機能性寝具 「ディズニー・Sleep ウェア by RISE」を発売したことでも有名です。
今回は、ライズ(RISE)のマットレス「スリープマジック」について、実際の寝心地や腰痛対策としてはどうなのかという点について、実際に購入して調べてみました。
RISEマットレスの特徴をはじめ、実際に寝てみて分かったRISEマットレスのメリットやデメリットについてもまとめています。
マットレスは安い買い物ではありませんので、しっかり下調べをしてから買いたいですよね!
ライズマットレス「スリープマジック」の評判が気になっていたり、購入を検討されている方の参考になれば、幸いです。
RISE(ライズ)のマットレスを実際に購入して寝てみました!
冒頭でお伝えしました通り、今回は、RISEの腰痛マットレス「スリープマジック」が、実際に腰痛に効果があるのかを試してみました。
ダンボールはとても大きなサイズのダンボールで届きます。
大体ですが、人の胸くらいの大きさのダンボールに入って届きますので、ダンボールの解体に苦労しました。
ちなみに、ダンボールのサイズは、99×69×76です。
大きいダンボールなので、一人暮らしの6~10畳のワンルームの方はあらかじめスペースをあけておいた方が良いと思います。
私はダンボールを置くスペースをあらかじめ用意していなかったので、大変でした・・・。
早速ライズのマットレスを開けてみました!
さっそくですが、ダンボールをあけてみました。
マットレスは、はじめから三つ折になって透明のカバーの中に入っています。
三つ折にすることができるため収納も簡単にできるという点は、ライズのマットレスの大きな特徴の1つです。
ただ、実際に運ぼうとすると、とても重くて持ち上げるのに苦労しました。
気になったので、重さについても調べました。
今回買ったマットレスは、「スリープマジック」のシングルサイズなので、7kgありました。
サイズ | 大きさ(cm) | 重さ |
シングル | 200×100×12 | 約7kg |
セミダブル | 200×120×12 | 約9kg |
ダブル | 200×140×12 | 約11kg |
60歳の私の場合、3つ折りにした状態でも持ち上げるのも一苦労なので、押入れの中に毎日マットレスを入れる人からすれば、余計にしんどいように思います。
ただ、マニフレックスはシングルで8kgもあるので、まだマニフレックスと比較すれば軽いほうです。
実際に横になってみました!
マットレスの厚みを図ってみたところ12cmなので、高さはしっかりとあります。
さっそく腰掛けてみました。
座った感覚は、反発力が強めの高反発のマットレスという感じで、しっかりと押し返してくれます。
実際に仰向けで横になってみました。
仰向け寝では、綺麗な姿勢で寝ることができていると思います。
次に、横向き寝で寝てみました。
少し高反発すぎるのか、私の場合にはお尻の沈みこみが足りないように思います。
また、3つ折りの特徴なのですが、どうしても割れ目のところで力が逃げてしまっています。
3つ折りのマットレスの特徴として、このように割れ目の部分で力が分散してしまいますので、腰痛が酷い方の場合は一続きの腰痛マットレスの、雲のやすらぎやモットンの方が良い場合もあります。
ただ、3つ折りの場合は収納が便利なので、毎日ちゃんと収納する方は3つ折りの方が良いです。
また、高反発な分寝返りがうちやすいので、寝返りがスムーズに打てずに腰痛になっている人や、低反発マットレスの過度な沈み込みのせいで腰痛になっている人にはオススメです。
カバーを外してウレタンを出してみました
今回購入したライズのマットレスのカバーを外して、マットレスの中身を出してみました。
後で詳しくご説明しますが、ライズの「スリープマジック」には、2種類の構造が用意されています。
ブロックタイプとウェーブタイプがあり、今回はウェーブタイプを選択しました。
このように、上にたくさんの凹凸と、下部分に少し切れ目が入っているマットレスになっています。
表面がこれだけ凸凹しているため通気性が良く、夏場の寝苦しさがある人の場合はこのような凸凹のあるマットレスがオススメです。
通気性が悪いマットレスを利用していると、夜も必要以上に汗をかいてしまいますので、体の疲れがとれなかったり筋肉が緊張してしまいます。
その結果、腰痛になりやすくなってしまうのです。
少し実験で、全てのカバーを外して3つのブロックを並び替えてみました。
そこに先ほどのように寝てみました。
やはり個人的に、少し反発が強すぎるように思います。
お尻の部分をよく見て欲しいのですが、お尻の部分は身体でも一番重い部分で、この部分が適度に沈むことによって全体のバランスがとれます。
あまり沈み込みがないと寝返りはうちやすいのですが、身体がベストの睡眠体勢とは言えません。
今度は、横向きに寝てみました。
横も同じく、お尻の部分の沈み込みが少ない高反発マットレスの仕様になっています。
タンクを置いて沈み込みを確認してみました
実際に12kgのタンクを置いてみたところ、タンクの下を見てもらえれば分かると思うのですが、ほとんど沈んでいない状態です。
カバーをかけて同じく12kgのタンクをおいてみました。
同じようにほとんど沈み込みがありません。
そのため、筋肉量が少ない高齢者の方の場合には、硬いマットレスだと筋肉がないためバランスが取れず身体に合わないことが多くあります。
そのような場合には、もう少し柔らかいマットレスの方が合うと思います。
逆に、筋肉量がある方や男性の方などは、このライズのマットレスはとても良いかと思います。
ライズの腰痛マットレス「スリープマジック」のメリットとデメリット
ライズ(RISE)のマットレスに実際に寝てみて分かった、メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
・凹凸や波形構造で、通気性が良い
・3つ折りが可能で収納しやすい
デメリット
・反発力が高すぎる
・マットレスが6kgあるため重く、移動が大変
通気性が良いことで、寝ている間に蒸れてしまうことを防げますし、快適に眠ることができます。
3つ折ができるため収納しやすく、部屋を広く使いたい、毎日片付けたいという方にとってはメリットとなります。
ただ、後にご説明しますが、ライズのマットレスは硬さ(ニュートン)が高く反発力が高めなので、体重の軽い方や筋力がない方にはデメリットとなることがあります。
また、マットレスが重いことから、メンテナンスや移動が大変になってしまうこともデメリットといえます。
ライズの腰痛マットレス「スリープマジック」があう人と合わない人
以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、ライズ(RISE)のマットレスが合う人・合わない人をまとめました。
ライズの「スリープマジック」を購入しようか悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね!
ライズのマットレスが合う人
・夏に寝汗をよくかくという人
・3つ折りマットレスが好き・収納しやすいという人
・体重が60kg以上で腰痛が少しある人
ライズのマットレスが合わない人
・体重が60kg以下の人(それより軽い人はもう少し柔らかいマットレスが良い)
・高齢で筋肉量がなくなってきている人
・重度の腰痛を持っている人
ライズ(RISE)のスリープマジックマットレス詳細
ライズのマットレスを実際に購入し、寝てみた感想やメリット・デメリット等をご紹介してきました。
ここからは、体験談ではなくライズのマットレスの詳細について、ご説明していきたいと思います。
マットレスの種類や価格、マットレスの硬さ(ニュートン)、最安値などについてまとめましたので、チェックしてみてくださいね!
ライズ(RISE)の販売元など基本情報
まずは、ライズ(RISE)マットレスを販売している会社について調べてみました。
販売元 | ライズTOKYO株式会社 |
ブランド | RISE |
所在地 | 東京都中央区 |
公式サイト | https://corp.risetokyo.jp/ |
生命を支えたり、あらゆる活動の源となったりする睡眠と深い関係のある寝具。
ライズTOKYO株式会社は、その寝具を創る会社としての責任をしっかりと自覚し、「健康睡眠」の実現を目標としている会社です。
理想的な睡眠文化を作り出すために、まずは社内からということで、ノー残業・軽食サービス・専任トレーナーによるマッサージやヨガ教室などのリフレッシュプログラムを実施しています。
健康的で笑顔あふれる会社をベースにして、寝具を通して幸せな毎日に貢献できるように意識されている会社なのですね。
ライズTOKYO株式会社の設立は2011年ですが、1996年に前身となる有限会社ライズが創業されました。
2013年には、アパレル系専門店売り上げランキング世界第9位の大手小売業にて、寝具部門売り上げ第1位の表彰を受けています。
そして2013年には、ウォルト・ディズニー・ジャパンのサブライセンシーとなり、ディズニーデザインのマットレスの販売も行っています。
その後、浅尾美和さんとアンバサダー契約、高橋尚子さんと製品開発アドバイザー契約、桑田真澄さんとスペシャルパートナーとしての契約などが行われています。
ちなみに、今回ご紹介します「スリープマジック」は、高橋尚子さんが開発アドバイザーとして関わっておられます。
マットレスの種類と価格(スリープマジックの2つの構造)
次に、ライズのマットレスの種類と価格についてまとめてみました。
先ほど少し触れたのですが、ライズのマットレスには、ブロックタイプとウェーブタイプがあります。
それぞれの価格をまとめました。
スリープマジック 極厚プレミアムマットレス<ブロックタイプ>
シングル(W100) | 39,990円 |
セミダブル(W120) | 49,990円 |
ダブル(W140) | 59,990円 |
スリープマジック 極厚プレミアムマットレス<ウェーブタイプ>
*ウェーブタイプは、今回実際に購入したマットレスで、シングルを購入しています
シングル(W100) | 39,990円 |
セミダブル(W120) | 49,990円 |
ダブル(W140) | 59,990円 |
ブロックタイプもウェーブタイプも、どちらも同じ価格となっていますので、自分が欲しいほうを選ぶことができます。
*それぞれの特徴や選び方については、後で詳しくご説明します。
ライズ「スリープマジック」の硬さ(ニュートン)はいくつ?
先ほど、ライズのスリープマジックは反発力が高いとご説明しましたが、一体どのくらいの硬さなのか想像できませんよね。
そこで具体的な数字として、マットレスの硬さ(ニュートン)を調べてみました。
ライズのスリープマジックは、4cm・8cm・12cmの3種類の厚さが用意されています。
それぞれの厚さでマットレスの硬さが異なり、厚さが分厚くなればなるほど、ニュートンも高くなっています。
4cm | ウェーブ | 140N | ブロック | 180N |
8cm | ウェーブ | 240N | ブロック | 220N |
12cm | ウェーブ | 280N | ブロック | 260N |
*N=ニュートン
今回は、12cmのウェーブマットレスを購入したため、280Nということになります。
170Nの硬めのマットレスと言われているモットンよりも、さらに硬いマットレスです。
ニュートン数が大きいため硬すぎる印象がありますが、寝心地も考慮した加工をしているため、程よい硬さになるようです。
ただ、体験談の部分でもお伝えしたのですが、今回私が寝てみた感じでは、ほどよい硬さというよりは硬すぎたように思いました。
ほどよい硬さと感じるかどうかは、寝る人の筋力や体重と関係があると言えます。
どこで購入すれば最安値になるの?!
ライズのマットレスが気になる方の中には、できるだけ安く購入したいという方も多いと思います。
少しでも安く買えたほうがお得ですし、手が出しやすくなりますよね。
そこで、最安値となるのはどこで購入した場合なのかについて調べてみました。
ライズTOKYOの公式オンラインショップは、公式サイトのほかに、楽天とYahoo!にあります。
その3つを調べた結果、最安値で購入できるのは、楽天のオンライン公式ショップという結果になりました。
楽天では税込みで25,909円となっており、通常価格が39,990円なのでとても安くなっています。
調べたときにはセール中だったので、普段は通常価格となっていると思います。
ライズ(RISE)スリープマジックの5つの特徴
ライズのスリープマジックには、大きく分けて5つの特徴があります。
5つの特徴
- 3種類の厚さから好きな厚さが選べる
- 2種類のウレタン構造から好きな構造を選べる
- 8万回の耐久試験で、耐久性と復元性もバッチリ
- 特殊形状と構造で、通気性が抜群
- カバーは取り外しが簡単、丸洗いOK
【特徴1】3種類の厚さから好きな厚さが選べる
ライズのスリープマジックは、3つの厚さから好きな厚さを選べるようになっています。
4cm・8cm・12cmの3つがあるのですが、それぞれに違いがあります。
4cm | 使用している寝具やベッドマットと 併用することができます。 |
8cm | 使用しているマットレスとの併用や、 これ一枚でも使用することができます。 |
12cm | ベッドマットレス兼用で、 一枚で使用することができます。 |
4cmのものはマットレスパッドとなっており、一枚での使用ではなく、現在使用しているマットレスとの併用という形になります。
それに対して12cmのマットレスは、一枚で使用することができるようになっています。
【特徴2】2種類のウレタン構造から好きな構造を選べる
ライズのスリープマジックは、2種類のウレタン構造から好きな構造を選ぶことができます。
- スリープマジック 極厚プレミアムマットレス<ブロックタイプ>
- スリープマジック 極厚プレミアムマットレス<ウェーブタイプ>
この2つの構造があり、今回はウェーブタイプのマットレスを購入しています。
ブロックタイプ | 線で身体を支えて体圧を分散し、 血行を妨げにくい。 反発力が強く感じるが、 表面は柔らかい。 |
ウェーブタイプ | 点で体圧を分散し、 心地よい刺激で眠りやすい。 ブロックが身体の凹凸にあわせて沈みこむ。 |
良質な睡眠をとったり、腰痛を予防・改善する睡眠をとるためには、寝返りがうちやすいかどうかという点はとても重要です。
理想的な寝姿勢を保てるのかということもあわせて重要になりますので、「体圧分散」と「反発力」がポイントです。
ブロックタイプもウェーブタイプも、どちらも体圧分散と反発力に優れていますので、寝返りがうちやすく、理想的な寝姿勢が保ちやすいといえます。
スリープマジックの構造、どっちを選べばいいの?!
「どちらの構造のマットレスを選べばいいのか分からない!」という方に、選び方をご紹介します。
選び方
- ブロックタイプ・・・しっかり硬めで、男性もしくは筋肉がある方向き。仰向け・横向き寝どちらでもOK
- ウェーブタイプ・・・ややソフトなサポート感で、女性向き。仰向き寝が多い方に!
大体の目安ですので、参考程度にご覧いただけたらと思います。
【特徴3】8万回の耐久試験で、耐久性と復元性もバッチリ
ライズのスリープマジックは、JIS規格に基づいた、8万回もの圧縮ひずみ試験において、95.7%という高い復元率を実証しています。
ウレタンの密度を高めることで、長期間の使用であっても、ヘタリにくく耐久性のあるマットレスになっています。
*このデータは、8cmタイプで実験されたものです
毎日寝るものなので、どうしてもへたりが出てきたり、沈み込みが酷く戻らなくなってしまったりすることもあります。
特に低反発マットレスではその傾向が高く、1年も満たないうちにヘタってしまった・・・なんてことも。
いくら体圧分散をしっかりしてくれて、理想的な寝姿勢を維持でき、寝返りもうちやすいマットレスであっても、へたってしまっては意味がありません。
理想的な寝姿勢が保てなくなったり、寝返りがうちにくくなったりしてしまうため、結局は腰痛の原因につながりやすくなってしまうのです。
高反発マットレスかつ耐久性の高いライズのマットレスであれば、そのようなへたりが少なく、長期間使用することができるといえます。
【特徴4】特殊形状と構造で、通気性が抜群
ライズのスリープマジックは、特殊形状の構造と通気孔によって、通気性が高いマットレスになっています。
ブロックとウェーブ
- ブロックタイプ・・・ブロック状の上下左右に入ったスリットで湿気を発散させる
- ウェーブタイプ・・・ウェーブ状のカットと下部の通気スリットで湿気を発散させる
寝ている間の寝汗や湿気をしっかり逃がしてくれるため、蒸れてしまって寝心地が悪くなったり、ダニやカビが発生したりすることを予防してくれます。
快適な寝心地を提供してくれるため、睡眠の質も高めやすくなりますよね。
【特徴5】カバーは取り外しが簡単、丸洗いOK
さらに、マットレスのカバーは、2辺が開くL字ファスナーなので、取り外しが簡単です!
このカバーは丸洗いができるため、いつでもマットレスを清潔に保つことができます。
カバーには、通気性と速乾性に優れた「ダブルラッセル」という構造の生地が表地に使用されています。
そして裏地には、吸水速乾加工が施されたハニカムメッシュが採用されており、肌触りも抜群です。
いつでも清潔に保てるというのは、とても嬉しいですよね。
まとめ
以上、ライズ(RISE)のマットレス「スリープマジック」について、体験談をはじめ商品説明などおこなってきましたが、いかがでしたか?
実際に寝てみると分かるのですが、とても硬めのマットレスなので、ある程度筋肉があったり体重があったり(60kg以上)という方に合っているマットレスだと言えます。
確かに反発力が高く寝返りはうちやすいのですが、体重が軽い方や筋力が弱い方の場合には、必要以上に身体が浮いてしまって、逆に寝返りがうちにくくなったり、身体に負担をかけてしまうことがあります。
また、重さが約7kgあるため、どうしても移動が大変です。
壁に立てかけて風を通してあげたり、メンテナンスの際にカバーを洗いたいという場合でも、女性の場合には一人では大変かもしれません。
その2点だけ注意が必要ですが、体圧分散や寝返りのサポートなどしっかり行ってくれるので、ある程度筋力のある方にとっては、腰痛対策としてオススメできるマットレスと言えます。