MENU

無印良品のマットレスは腰痛改善が期待できない?利用者の口コミ・評判と特徴まとめ

無印良品のマットレスを利用している方もたくさんいるようですが、実際のところ腰痛改善には効果があるのでしょうか?

「おすすめのモデルが知りたい」
「寝心地を求めるならどれがいい?」
「すぐにダメにならないか心配…」

本記事では無印良品が販売するマットレスについて、購入した方のレビューも紹介しながらまとめました!

無印良品のマットレスは全体的にコスパの良いものが多く、エントリーモデルだと1.5万円から購入できます。

しかし硬さや耐久性から「合わない」という声もありますので、自分には合うかどうかをよく検討してから購入しましょう。

目次

無印良品のマットレスの基本的なこと

無印良品のマットレスの特徴は以下の通りです。

  • コイルタイプとノンコイルタイプがある
  • 全部で38種類のバリエーションがある
  • 脚付きのマットレスもある
  • デザインはシンプル

マットレスの種類は、サイズや硬さの違う37種類のポケットコイルと、コイルを使わないウレタン製のマットレスが1種類で合計38種類あります。

すべて白を基調としたシンプルなデザインなので、どんなお部屋のデザインにも合わせやすいことからも人気があります。

コイルタイプのマットレス

無印良品のマットレスは5種類あります。コイルを採用したタイプ4種類とコイルを使わないタイプ1種類です。

コイルタイプは以下のように8種類の硬さや構造に分かれています。

名称硬さ素材価格
しっかり体を支えるマットレス
スタンダードポケットコイル
かためコイルユニット:3層式
表面:ウレタンフォーム(交換可能)
内部:ポケットコイル
SS:37,900円
S:39,900円
SD:49,900円
D:59,900円
Q:79,900円
寝返りしやすいマットレス
高密度ポケットコイル
ふつうコイルユニット:3層式
表面:ウレタンフォーム(交換可能)
内部:ポケットコイル
SS:47,900円
S:49,900円
SD:59,900円
D:69,900円
Q:89,900円
体にフィットするマットレス
超高密度ポケットコイル
やわらかめコイルユニット:3層式
表面:ウレタンフォーム(交換可能)
内部:ポケットコイル
SS:67,900円
S:69,900円
SD:79,900円
D:89,900円
Q:109,900円
寝返りしやすく通気性のよいマットレス
超高密度ポケットコイル
かためコイルユニット:3層式
表面:三次元ポリエチレン繊維(交換可能)
内部:ポケットコイル
SS:77,900円
S:79,900円
SD:89,900円
D:99,900円
Q:119,900円
ポケットコイルマットレス 圧縮ややかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
S:14,900円
SD:24,900円
D:34,900円
ポケットコイルスプリングマットレスややかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
SS:37,900円
S:39,900円
SD:49,900円
D:59,900円
高密度ポケットコイルマットレスかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
SS:47,900円
S:49,900円
SD:64,900円
D:79,900円
Q:94,900円
超高密度ポケットコイルマットレスかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
SS:59,900円
S:69,900円
SD:79,900円
D:99,900円
Q:109,900円
SS:スモール(82×196×21cm) S:シングル(99×196×21cm) SD:セミダブル(122×196×21cm) D:ダブル(142×196×21cm) Q:クィーン(162×196×21cm)

店頭で試してみた

実際に店頭にあった以下の3種類のスプリングマットレスのモデルの寝心地を確かめてみました。

名称硬さ価格
超高密度ポケットコイルマットレスかためSS:59,900円
S:69,900円
SD:79,900円
D:99,900円
Q:109,900円
高密度ポケットコイルマットレスかためSS:47,900円
S:49,900円
SD:64,900円
D:79,900円
Q:94,900円
ポケットコイルスプリングマットレスややかためSS:37,900円
S:39,900円
SD:49,900円
D:59,900円

店員さんにおすすめを聞いて見たのですが「正直人によって好みが違うので一概には言えませんね・・・」と言われました。

3種類とも素材は一緒ですが、中に入っているスプリングの密度が少しずつ違うとのことです。

マットレス3種類を比較した結果、反発力は高密度ポケットコイルマットレスが最も大きく、ポケットコイルスプリングマットレスは一番体が沈み込む感覚がありました。

マットレスの中のコイルの多さに比例して硬さが変わるようです。

通常のポケットコイルスプリングマットレスは柔らかくて寝心地が最高でしたが、長時間同じ姿勢だと腰を痛めないか心配でした。

個人的には高密度ポケットコイルマットレスが反発力と寝心地のバランスがいいなという感じでした。

ノンコイルタイプのマットレス

コイルを使わないウレタン製のマットレスもありますが、床で寝るよりは快適という程度のかなり硬めの寝心地です。

包み込まれるような寝心地を期待すると失敗するので要注意です。

名称硬さ素材価格
ウレタンマットレス・薄型・スモール(2016)
サイズ:80×195×7cm
かたいウレタン7,990円

脚付きマットレス

無印良品のマットレスには通常のマットレスのほかに、ベッドフレーム不要で使える脚付きのマットレスもあります。

12cm、20cm、26cmの脚を別途購入して取り付けることで独立して使用可能です。なお20cm、26cmの脚を取り付ければベッド下の空間を収納に活用できます。

名称硬さ素材価格
脚付マットレス ポケットコイル (洗えるカバー 組み立て仕様)かため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
底面:スチールフレーム
SS:30,900円
S:32,900円
SD:42,900円
D:57,900円

無印良品のマットレスの良い口コミ・評判

無印良品のマットレスの良い口コミ・評判をまとめました。

寝心地が良い

夏も涼しく眠れる:

実にマットレスとしてのバウンドと寝心地がとても良好で快適です。腰やお尻の部分が、沈みすぎることもありません。通気性に優れていて、夏も涼しく眠れます。寝起きも気持ちいいです。良心的な値段から購入することができるので、気楽にマットレス生活を始めることができます。

50代男性

満足しています:

寝室にセミダブルサイズとシングルサイズを全て無印良品で揃えて使っています。無印良品はマットレスのグレードを選ぶことが出来ました。実際に寝心地を確かめてから購入しました。その時の感触そのままをずっと保つ事が出来ています。質の高い睡眠時間を得られていると満足しています。

50代男性

通気性の良さや感触が好きで、無印良品のマットレスを選ぶ方もいるようです。

コイルを使ったマットレスは、内部構造の8〜9割が空気なので通気性も優れています。

シングルサイズで約4万円〜と価格も良心的なので、コスパの良いマットレスを探している方は検討しても良いでしょう。

腰の痛みが少なく感じる

夏も涼しく眠れる:

腰痛のためコスパの良い無印のマットレスを利用しました。ポケットコイルなので同じ場所に圧をかけてもへたりがなく、分散性は非常に高く起床時の腰痛は少ないです。また暑い時に蒸れることが少なく背中が暑いことも少ないです。

50代男性

痛みがなくなった:

ちょうどいい柔らかさで、厚さもそこまでないので布団の高さが高すぎず、畳みやすくて良いです。使う前まで仰向けで寝ていると腰が痛くなることが多かったけど、このマットレスを使ってから痛くなることがなくなりました。

50代男性

良い買い物をした:

昔から無印良品の製品が好きなので、引っ越しを機にマットレスも無印良品で揃えてみた。ただ、ポケットコイルスプリング型のものは値段が高くてなかなか手が出ないのと、次の引っ越しの時の大変さを考えて断念。その代わりに、軽くて折り畳めるウレタン製のマットレスを選んだ。商品名に「薄型」と入っているが、これはポケットコイルスプリング型のものと比較した言い方であり、ウレタン製のマットレスとしてはしっかりとして十分な厚みがある。腰が沈み込むようなことも無く、寝返りも打ちやすい。以前はAmazonで買ったノーブランドのマットレスを使っていたが、使用感がまるで違う。非常に良い買い物をしたと思う。

50代男性

届きやすい価格:

より多くのコイルを採用したマットレスながら比較的手の届きやすい価格でコスパが良いです。寝ているときに体にかかる圧力をより分散してくれるので、特に背骨の痛みや腰痛に効果的だなと言う感じでした。身体の凹凸な寝返り姿勢に合わせて多くのコイルが連動して動くので寝姿勢を楽にしてくれます。マット本体の硬さや体の沈み混まなさ具合からすると、やや硬めのマットレスが好きな人向けかなと思います。カバーが洗えて清潔に保てるのも高評価ポイントです。

50代男性

腰の痛みが改善したという口コミも多くみられました。

無印良品では、体を点で支えるポケットコイル型のマットレスの種類が豊富なので、睡眠スタイルや悩みにあわせてマットレスを選べます。

睡眠時の体の痛みで悩んでいるけど「あまり予算をかけられない…」という方はおすすめです。

無印良品のマットレスの悪い口コミ・評判

無印良品のマットレスの悪い口コミ・評判もまとめました。マットレスは決して安い買い物ではないので口コミも参考にしながらよく検討しましょう。

ヘタってしまった

腰あたりが沈み込む感じが:

同じ無印の高密度ポケットコイルはとても寝心地がよく、朝起きても腰が痛くなるということがなかったのですが、、ポケットコイルの機能性はそこまで高くないと感じました。具体的にはマットレスのちょうど真ん中あたりが半年くらいでへこんできてしまいました。横になるとなんとなく腰のあたりが沈みこむ感じがして、多少違和感を感じます。価格的には高密度より安いのでこんなものかな、と思いましたが、予算がある場合は高密度にしたほうがいいかな、という感じです。

50代男性

少しヘタった:

買ってから30年くらい経っていて、少しへたった部分もありますが、寝心地はまだ悪くないので使い続けています。名称が大袈裟だったので印象に残ってます。ちょっとネットで調べてみましたが、現在はもうないようです。

50代男性

腰のあたりを中心にヘタりが出てきた方もいたようです。

ポケットコイルの体を点で支える構造上、ずっと同じ使い方をしていると、中心付近などマットレスの特定箇所が徐々にヘタってくることがあります。

価格を寝心地を両立して作られているので、ある程度は仕方ないと割り切って使うのが良いでしょう。

それでも気になる方は、マットレスの向きや思裏を定期的に変えて、同じ場所に力がかかり続けないように使い方を工夫しましょう。

独特の臭いがする

匂いがします:

マットレスがダンボールのような匂いがします。 洗いざらしボックスシーツをかぶせましたが、シーツや掛ふとんにまで匂いがうつって不快な気分です。 換気して1週間経ちますが、少し匂いがましになった気がします。 寝心地は固めです。 ベッドパッドを敷いたら固さがやわらいだ気がします。 固めが好みの方には良いのではないかと思います。

引用:無印良品

主に開封直後〜2週間程度の期間では、マットレスに使われる以下の素材からは独特に匂いがすると言われています。

  • ウレタン:化学原料による匂い
  • ココファイバー:土や段ボールのような匂い

気になる方もいるようですが、これらの匂いは空気に触れることで分解されてなくなり、人体にも無害なので健康被害の心配はありません。

Q.届いた脚付マットレスからにおいがします

夏場にかけて、まれにお届け直後は原材料に使用されている
ココファイバーに含まれる天然由来の素材からにおいがすることがあります。
成分としては人体に有害なものではなく、空気に触れると
においは分解されます。

また、においについては本体の個体差やご使用環境の違い、
感じ方に個人差がありますが、空気に触れることで軽減されていきますので、
気になる場合は風通しの良い場所で換気をこまめに行ってください。

引用:無印良品(商品ごとのよくある質問)

それでも気になる方は、部屋の換気を行ってマットレス内部の空気を循環させると、より早く匂いがきえるのでおすすめです。

開封直後の匂いがキツいからといって、消臭スプレーをかけたりするのはやめましょう。

腰が痛い

とても硬いです:

何度も試し丁度良いと思って購入しましたが、硬すぎる!
お店の物はたくさん試されて柔らかくなっていたようです。
ベッドの上で体が「へ」のような状態になってしまい全く沈まない!
翌朝肩と腰が耐えられないほど痛くなってしまい、返品させていただきました。
160センチ50キロです。

引用:無印良品

腰痛持ちになってしまった:

昨年春に購入。デザインは良いし、高さも選べるので良いですが、ここからはあくまで個人の意見です。1年半使用していますが、腰が痛くなります。沈みすぎるのでしょうか。このベッドではうつ伏せ又は横向きで寝るようになりました。購入検討されている方はお店でぜひ体験してからの購入をおすすめします。

引用:無印良品

腰が痛くなったという声も一定数ありました。中にはお店で試したにも関わらず失敗したという方も…。

無印良品のマットレスは、最も安いモデルで価格が1.5万円〜と非常にお得に購入できる反面、ずっと使い続けるのが無理という方も一定数いるようです。

店舗に置かれているマットレスは多数の客が試して硬さが変わっていることもあるので、注意が必要です。

無印良品のマットレスのメリット

無印良品のマットレスを選ぶメリットをいくつか紹介します。

価格が安い

無印良品のマットレスの最大の特徴は、価格の安さです。

1.5万円〜でマットレスの感触を確かめられるので、もしマットレス選びに失敗しても金銭的なダメージがとても小さく抑えられます。

どのマットレスがいいか分からないけど、いきなり高額なもの買うのは怖いという方は、まず無印良品のマットレスを試してみてもいいと思います。

選べるラインナップが多い

無印良品のマットレスは硬さやサイズの異なる38種類のラインナップがあり、硬さは以下のように分類されています。

名称硬さ素材
しっかり体を支えるマットレス
スタンダードポケットコイル
かためコイルユニット:3層式
表面:ウレタンフォーム(交換可能)
内部:ポケットコイル
寝返りしやすいマットレス
高密度ポケットコイル
ふつうコイルユニット:3層式
表面:ウレタンフォーム(交換可能)
内部:ポケットコイル
体にフィットするマットレス
超高密度ポケットコイル
やわらかめコイルユニット:3層式
表面:ウレタンフォーム(交換可能)
内部:ポケットコイル
寝返りしやすく通気性のよいマットレス
超高密度ポケットコイル
かためコイルユニット:3層式
表面:三次元ポリエチレン繊維(交換可能)
内部:ポケットコイル
ポケットコイルマットレス 圧縮かため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
ポケットコイルスプリングマットレスかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
高密度ポケットコイルマットレスかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
超高密度ポケットコイルマットレスややかため表面:ウレタンフォーム
内部:ポケットコイル
SS:スモール(82×196×21cm) S:シングル(99×196×21cm) SD:セミダブル(122×196×21cm) D:ダブル(142×196×21cm) Q:クィーン(162×196×21cm)

体格や睡眠の悩みに応じてぴったりのマットレスをコスパ良く選べる点は大きなメリットだと言えます。

がっちりした体格の方や肩・腰の痛みに悩む方は硬めのマットレスを、細身の方や寝心地にこだわりたい方は柔らかめのマットレスを選ぶといいでしょう。

デザインがおしゃれ

無印良品は総合家具メーカーで、寝具だけでなく他の商品などともデザインが統一されています。他の家具を無印良品で揃えているなら、デザイン面で相性が良いです。

他社のマットレスは全体的に西洋風のデザインに仕上げている商品が多いですが、無印良品は和の木目調で統一しているので、フローリング床の部屋でも合わせやすいのが特徴です。

無印良品のマットレスのデメリット

無印良品のマットレスを選ぶ時のデメリットを紹介します。よく理解した上で購入するか検討しましょう。

硬めの寝心地が合わない人もいる

無印良品のマットレスは、ふつうの硬さでも他メーカーに比べてやや硬めに作られています。

この硬さが合わないことで、かえって腰を痛めてしまうことがある点には注意が必要です。

特に店舗でマットレスの感触を確認した方は、店舗に置かれているマットレスは多数の客が試して柔らかくなっていることを加味して硬さを決めると失敗が減るでしょう。

返金保証がない

無印良品の家具に保証期間がありません。1年以内など早期に問題が生じた場合も購入店舗での相談で個別対応となるようです。

硬さが合わなかったからといって交換は不可能な点には要注意です。

まとめ:無印良品のマットレスは腰痛改善向けではない

無印良品のマットレスについて紹介してきました。

まとめると以下のような特徴があります。

  • 体圧分散が期待できるポケットコイルマットレス
  • 最安1.5万円〜で購入できる
  • 全体的に硬めのテイスト
  • 店舗のマットレスは多くの客が試して柔らかくなっている傾向がある
  • 返金保証はない

無印良品は、デザインやコスパが強みの総合家具メーカーですが、睡眠の質に関しては好みが分かれているようです。

個人的には「シモンズ」「西川エアー」「テンピュール」など、快適な睡眠を目指して商品開発している寝具メーカーの中から商品を選ぶのがおすすめです。

1.5万円〜で導入できる手軽さは魅力的ですが、もし合わなかったら無理に使い続けてさらに悪化ということにならないように気をつけましょう。

目次