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雲のやすらぎは腰痛や肩こり解消に効果なし?整体師が語る真実

 

腰の疲れがとれるという「雲のやすらぎ」を使ってみました

 

○「雲のやすらぎ」が腰の疲れをとる理由を検証

 

敷布団「雲のやすらぎ」は、腰の疲れをとり、腰痛を予防してくれるそうです。どうして腰の疲れがとれるのか、検証しました。
最初に、検証するポイントである、腰痛予防のための敷布団やマットレスに必要な条件を紹介します。

 

@寝たときの背骨の位置を保つ適度な硬さ

 

腰痛予防ができる敷布団は、寝ている間、背骨のS字カーブを良い位置に保つ、適度な硬さがあります。柔らかすぎる敷布団の場合、仰向けに寝たときに、体がマットレスに沈んで背中が丸くなるため、S字カーブが崩れて腰痛になります。
硬すぎるマットレスの場合は、仰向けになったときに、肩甲骨や骨盤の後ろ側へ体重がかかりすぎて血流が低下し、手足がしびれます。

 

どちらも、背骨で体を支えられず、筋肉に負担がかかり、腰痛になります。これを防ぐ適度な硬さがあるか、検証します。

 

A寝返りをうちやすい硬さ

 

敷布団には、姿勢を支える硬さだけでなく、寝返りをしやすい硬さも求められます。
柔らかすぎると、体が布団に沈んでしまって、寝返りをするのに体力が必要になります。また、硬すぎると、寝返りをするときに体が跳ね返ってしまい、適度な寝返りができません。
睡眠中に寝返りをうつことは、姿勢を変えて血行を良くしたり、筋肉のバランスを整えるために必要です。
この寝返りに必要な敷布団の硬さを検証します。

 

B通気性、保温性、衛生面

 

睡眠中に寝やすい温度と湿度を保つことも大事です。
通気性が低くて、睡眠中の汗がこもって湿度が上がると、寝にくくなります。また、体温で寝具の温度が上がりすぎたり、逆に寒かったりすると睡眠の持続が難しくなります。
そして、通気性が低い高温多湿の環境は、ダニやカビが発生します。それでなくても、ダニやカビは布団につきやすいので、簡単に清潔を保つお手入れができるか検証します。

 

C使用感の個人差の幅

 

布団やマットレスは、個人の体格や健康状態、生活環境によって使用感が変わります。
ある人には良くても、ある人には良くないかもしれません。
個人差による違いを検証する条件はいろいろありますが、今回は体格差で比較します。
例えば、筋肉量が多くバランスの良い人は、敷布団に頼らなくても姿勢を保つことができます。
しかし、筋肉量が少なくバランスが良くない人は、マットレスで寝る姿勢を保った方が、睡眠の質を上げられます
筋肉量の違いによる敷布団の使用感の違いを比べます。

 

Dその他、使用説明書には無い気付きなど

 

先の4つのポイント以外に、気付いたポイントを紹介します。

 

それでは、「雲のやすらぎ」の検証を始めましょう。

 

○マットレス紹介

 

届いたばかりの「雲のやすらぎ」です。
重さは7kg、大きくて持ちにくいです。体力に自信がない方は、運送屋さんか家族の誰かに頼んで運んでもらいましょう。

 

 

中を見て納得。大きくて重いはずです。
三つ折りの敷布団が入っていました。

 

 

6畳フローリングに置きました。
「雲のやすらぎ」は床に直置きして、このまま使います。

 

 

厚みは17cm。素材は主に羊毛です。5層に重ねて、この厚みを作り出しています。
「雲のやすらぎ」は、寝たときに布団越しに床の硬さを感じる「底付き感」がない、という長所があります。
この厚みこそが、「雲のやすらぎ」の特徴です。
表面は、さらさらして、とても気持ちいい感触でした。季節ごとに使い分けられるリバーシブルになっていて、春夏面と秋冬面があります。

 

いよいよ寝心地を検証します。

 

○記者紹介

 

この記事の記者です。158cm53kgの標準体型ですが、標準より筋肉質です。
日頃は、すのこの上に敷いた薄い布団を使っています。

 

 

 

検証項目@寝たときの背骨の位置を保つ適度な硬さ

 

仰向け寝では、胴が沈んで足と頭が浮きました。背骨のS字カーブを保てず、背中を丸めた形になりました。
横向き寝は、下の写真のように、お尻が沈んで背骨が下に落ちています。底付き感はありませんが、骨盤の側面に体重が集中する圧迫感がありました。

 

 

検証項目A寝返りをうちやすい硬さ

 

仰向け寝で胴が沈んでしまい、寝返りをうつためには、布団から体を持ち上げなければならず、体力がいりました。
眠りが浅いときには、体に力を入れることもできますが、熟睡中の体に力を入れるためには、気力が必要です。
その気力がわかなくて、仰向けで寝続けていたら腰と頭が痛くなりました。

 

 

検証項目B通気性、保温性、衛生面

 

通気性は良く、表面がさらさらしていて、中からも湿気は上がってきません。
保温性も高く、普段は掛け布団+毛布で寝る肌寒い時期だったのですが、毛布がいりませんでした。
衛生を保つためのお手入れ方法は、分厚くて普通の布団のように干すことができないので、壁に立てかけて干します。防ダニ抗菌防臭加工をしてあるので、ダニやカビの発生は心配なさそうです。
それ以外に、長持ちさせる方法が使用説明書に書いてありました。体の重みによる布団のへたり防止のために、2週間おきに足元と頭を入れ替えながら使うそうです。

 

検証項目C使用感の個人差の幅

 

ここからは、標準より筋肉量が多く、睡眠中は布団に頼らなくても良い姿勢を保てる記者に替わって、筋肉量が少ない記者の母が、雲のやすらぎを検証します。
彼女は昔から不眠症で、毎朝の起き抜けは疲労を強く感じています。以前、柔らかい低反発マットレスを使ったら、マットレスに体が沈み込んでしまい、寝返りをうつことも起き上がることもできなくて、腰痛になりました。

 

 

・寝たときの背骨の位置を保つ適度な硬さ

 

仰向け寝で、背骨を良い位置に保てました。
横向き寝では、写真のように、背骨を真っ直ぐに保てています。S字カーブもできています。

 

 

・寝返りをうちやすい硬さ

 

寝返りはうちやすく、体の沈み込みによる難しさや、敷布団の上で反発する感覚はありませんでした。

 

・寝てみた感想

 

とにかく「硬かった」そうです。体を支える筋肉が少ないので、敷布団の硬さが骨に響いて痛かったと言っていました。

 

検証項目D使用説明書にはない気付き

 

大きく重く、運びにくいです。片付けるとき、干すときなどに、ぎっくり腰を起さないように気を付けましょう。動かすのが大変ですから、ベッドのマットレスのように定位置を決めた方がいいと思います。

 

 

○まとめ

 

腰の疲れを取り、腰痛を予防してくれる敷布団「雲のやすらぎ」は、しっかりとした羊毛の5層構造で体を支えてくれますが、個人の体格によっては沈み込んでしまう人もいます。また、長所である適度な硬さを、硬すぎると感じる人もいます。整体師である記者から見て「雲のやすらぎ」は、使う人を選ぶと思いました。記者は体が沈んでしまいましたが、この沈み込みがなければ、通気性や保温性が高く、表面の布地の感触が良く、底付き感のない、気持ちいい布団です。
浮遊感があり、高級旅館の布団のようなやすらぎがありました。睡眠のための特別な時間を作ってくれる敷布団です。
お試しできるチャンスがあれば、一度、寝てみることをお勧めします。また最近は雲のやすらぎプレミアムにリニューアルされていて沈みこみも抑えられています。