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【整体師が監督】腰と股関節が痛い!それは大内転筋が原因!治す方法とは?

腰と股関節が痛い、それは大内転筋が原因?

 

 

「腰が痛い」だけど腰のどこが痛いのか分からない

 

わたしは作業療法士として介護施設でリハビリの仕事をしながら、整体師として整体院を運営しています。
そのどちらにも腰痛の患者様が多くいます。
腰痛にはいくつかの種類があります。同じ「腰の痛み」であっても、原因や症状が大きく違うのです。

 

その症状の中でありがちな特徴の一つに「腰が痛いけれど、腰のどこが痛いのか分からない」というものがあります。

 

  • 腰が痛いので腰を伸ばしたり揉んだりしてみても、何か違う気がする。
  • 腰が痛いけれど、重たいものを持ったり運動をしたり、体を動かせる。

 

体を動かすことに差し支えは無く、苦痛を感じるほど腰が痛いわけでもない
けれど、腰が痛む不愉快な感覚があるので、心配になって相談に来られるのです。

 

 

 

そのような人の体を見ると、股関節が硬く、動きにくくなっています
どうしてそうなるのか、説明をしますと、聞いたご本人は「気がつかなかった!」と驚きます。

 

痛いのは腰に、それなのに、痛くない股関節に原因がある。
それはどうして起こるのでしょうか。

 

 

太ももの内側が突っ張りませんか?

 

股関節は太ももの付け根の関節で、上半身と下半身をつなぐ大切な部分です。
骨盤の両側にあるくぼみに大腿骨の先端の丸くなった部分がはまり込んでいます。
くぼみの中で丸くなったところが、くるくる回ることで、滑らかな足の運動ができます。

 

大腿骨をくるくる回すためには、回す筋肉が必要です。
ですから、股関節の周りには、大腿骨を多方向に動かすための、大小さまざまな筋肉がついています。

 

腰痛持ちで、この記事を読まれている方、もしよかったら、座ったままでも立ってでもよいので、片足を大きく回してみてください。
足の付け根から太ももの内側にかけて、突っ張り感がありませんか?

 

突っ張り感がある人は、股関節に原因がある可能性があります。

 

 

股関節を動かす大内転筋と内転筋群

 

太ももの内側には、足を内側に引き寄せる働きがある大内転筋と、補助をする内転筋群があります。
デスクワークやテレビを見るなど、長時間座る姿勢が続くと、股関節はほとんど動きません。
ずっと同じ形で止まったまま、上半身の体重を支え続けます。

 

そうすると、同じ筋肉を使い続けることになり、その筋肉は血流が低下し、疲労物質が溜まり、筋繊維が硬くなってしまいます。
その硬くなった筋肉を伸ばすとき、筋肉の硬さと痛みを感じます

 

 

 

座り続けると硬くなって腰痛の原因になる筋肉のうち、メディアでよく取り上げられるのは、背骨を支える脊柱起立筋、背骨と大腿骨をつなぐ大腰筋などですが、さきほど述べた大内転筋を含める内転筋群も硬くなります

 

そして立って歩くときに、硬くなった内転筋群のせいで、股関節を十分に大きく動かすことができなくなります。
前かがみになって小股で歩くので、腰の骨や筋肉に負担がかかります。
負担がかかった骨と筋肉は、痛みや不快感という形で、脳へ体の異常を知らせるのです。

 

だから、腰の骨や筋肉は正常なのに腰痛を感じるのです。

 

この股関節が原因の腰痛を防ぐためには、軽い運動が効果的です。
簡単にできるストレッチとウォーキングをしましょう。

 

 

 

 

 

ストレッチで股関節を柔らかくしましょう

 

股関節の動きを制限して腰痛を起す内転筋群は、簡単なストレッチで柔らかくなります。

 

1.まず、クッションを用意します。
2.仰向けに寝て両膝を立て、両膝をゆっくりと開いて、両方の足の裏を合わせます。
3.そのままでは、筋肉への負担が強くなるので、合わせた足と足首の下にクッションを入れます。
4.お尻より足の方が少しだけ高い位置になるように、クッションで調節したら、その姿勢を30秒間キープします。
5.足を開きすぎて痛みを感じるほどになると、筋肉を傷める可能性があります。無理をせず、気持ちいいと感じる程度で止めましょう。

 

 

 

 

続いて、もうひとつ。やや上級のストレッチです。

 

1.クッションの上にお尻の後ろ半分を乗せ、足を伸ばして座ります。
2.両膝を曲げて足を開き、両方の足の裏を合わせて、体の方へ引き寄せます。
3.そして、背中を伸ばしたまま、骨盤から体を前へ倒します。無理をせず、倒せるところまで倒したら、30秒間キープします。

 

どちらのストレッチも1回ずつで効果があります。毎日、少しずつ行って、内転筋群を柔らかくしましょう

 

 

歩き方に気を付けて、内転筋群を鍛えましょう

 

内転筋群が硬い人の歩き方は、背中を丸めて小股になりがちです。
日頃の歩き方を変えることで、内転筋群を十分に動かして、腰痛を予防しましょう。

 

 

 

1.まずは、歩く前に姿勢を作ります。
2.顔を前に向け10mほど先を見ます。
3.お尻に力を入れて骨盤を立てます。目安は、おへそが前を向けばOKです。
4.そして背中に力を入れて、両方の肩甲骨を背骨側に寄せます。そして、大きく深呼吸をします。
5.骨盤から大きく足を振り出して、大股で歩きます。足は前ばかりに出すのではなく、後ろにも伸ばして、地面をしっかり蹴りましょう。
6.腕は力を入れず、鎖骨から前後に振って下さい。

 

これが基本の歩き方です。内転筋群が硬い人は、この歩き方にひと工夫を加えます。

 

足を前に出すときに足先を45度ほど外に向け、後ろに足を残すことを意識しながら歩きます。
この歩き方で、内転筋群を大きく動かし、血流を良くして柔らかい筋肉に改善できます。

 

 

内転筋群を柔らかく使って腰痛予防をしましょう。

 

腰が痛いのに原因は腰ではなく股関節にある腰痛。腰を伸ばしたり揉んだりしても良くならない、原因が分かりにくくて、もやもやしますね。

 

この記事では、股関節の内転筋群が硬いことによって起きる腰痛の説明と、予防法をご紹介しました。
内転筋群が原因の腰痛を予防するために、日頃の隙間時間でできるストレッチと、歩くついでにできるウオーキング方法をやって、内転筋群を柔らかくしてくださいね。

 

 

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